


骨がスポンジのようになっているため、麻酔が効きやすく、 骨が柔らかいため、下よりは抜きやすい。 ただ、術野が狭く、見えずらいため、深い位置や、歯がかけたりすると器具が入れずらく、抜きずらいこともあります。
たまに、上顎の骨と癒着して抜歯時に骨が付着してくることがあります。抜歯後、抜いた歯と付着した骨を見せると、患者さんは驚き、不安、不信感をもたれる場合がありますが、余程、力まかせに抜かないかぎり、薬を少し長めに飲めば、自然に治癒します。
この場合、通常よりも、痛みは強く、長引くこともあります。 歯の根が複数あり、複雑な形態をしていて、骨を抱きかかえている場合も、抜歯時に骨がついてくることがあります。
このような状態が事前に確認できればいいのですが、すべて読み切れるわけではありません。(レントゲンから骨と歯の隙間が無い時や歯根が複雑な時は上記のような事が起こりうる可能性が高くなるのは、少し推察できます。 )
また、親知らずの歯根が、目の下の空洞(上顎洞)と交通していることがあり、抜歯後、鼻から息がもれる感じがします。(耳抜きができません)
対処法はコラーゲン繊維を入れ、縫合したり、プラスチックで封鎖します。 そして、感染防止のために長めに抗生剤を服用していただきます。

痛みはほとんどありません。 注意事項として、強く鼻をかんだり、プールなど、圧がかかることを避けて頂きます。
この目の下の空洞に歯を入れてしまうこともあります(上顎洞への迷入)。
対処法として、少し穴を広げ生理食塩水で中を洗います。または、その場でジャンプしてもらいます。 それでも、出てこない時は、大学病院などで、ファイバースコープでとります。
一般的に、痛み、腫れも強くありません。 痛みの期間は1・2~7日位です。
